≪事務局からのご報告≫

第1回『サッカーで遊ぼう!』開催報告


 はじめに今回このような機会を与えて下さった日本人会事務局の方々、休日にもかかわらず学校を開放して下さった日本人学校の皆様、そして暑い中、最後まであきらめずにボールを追いかけてくれた子供たちに感謝を致します。

 今回は6歳~12歳までの20名の子供たちに『ドリブル』をテーマに練習内容を構成しました。 世界的に有名なメッシ選手やロナウド選手を見ている子供たちにとっては、彼らのようにドリブルで相手を抜き去ることが最も『カッコ良く』みえて、そして『楽しめる』のではないかと考えたからです。しかし年齢差があったことでボールに触れる回数が少ない子たちもいたため、今後はさらにプログラムを工夫し、よりサッカーを楽しんで頂けるように努力していきます。

 私が子供たちとサッカーで触れ合う時に、一番大切にしていることは、サッカーは『遊び』であるということです。私は子供たちにとって先生ではなく、『遊び』のお手伝いをしていると考えています。   特に現代社会において子供の『遊び』は非常に重要であるといえます。遊ぶことは子供の創造性を高めるだけでなくストレスを発散させたりします。 “子供たちは大人と遊ぶ時よりも、子供同士で遊ぶ時の方がより洗練された言語を使う”ということが研究からもわかっています。このようなことは日本語、ドイツ語、英語を話すウィーンに住む子供たちには非常に重要なことではないかと思います。このようなことからも私は子供の『遊び』をなるべく邪魔しないことを大切にしています。

 現在はグラーツに住んでいるオシムさん(前日本代表監督)が、ジェフユナイテッド千葉での監督時代に、新加入選手会見後の懇親会で新加入選手のご両親にこう言ったそうです。
 「あなたは、息子さんを『最後まであきらめずに走る子ども』に育てましたか? もしそうでなけれ
ば期待をしない方がいいでしょう。 もしそうなら、私が責任を持って育てます。」
 私は約20年サッカーを続ける中で多くのことを学びました。その中でも大切なことは「最後まであきらめない」ことだと思います。そのようなこともサッカーという遊びを楽しみながら子供たちに学んで頂ければと思います。 今後もこのような活動を通して、子供たちだけでなく、沢山の人にサッカーの楽しさを感じて頂ければ幸いです。今後とも宜しくお願い致します。 (堀田健治)

参考文献:Wenner, Melinda: “The Serious Need for Play.” In Scientific American Mind, Vol.20, No.1 (2009). pp.22-29.

<参加した子供たちの声から>
●たくさんのお友達とボールを使ったいろいろな練習ができて嬉しかったです。時間があっという間に過ぎてまだまだ続けたいと思いました。最後にサッカーの試合をすることができてとても楽しかったです。また是非参加したいと思います。ありがとうございました。(青木建斗)
●サッカー教室はとても面白かったです。鬼ごっこや大きなゴールを使ってのサッカーをみんなでやったことがとても楽しかったです。先生がこの教室を開いてくれてうれしかったです。次もまた開いてくれるとうれしいです。(黒田怜貴)
●サッカー教室でサッカーをやって楽しかったです。特にキーパーはシュートをとめたり相手のボールをとったりするのでおもしろかったです。強いシュートをとめたときも、手がいたくありませんでした。またやってください。(黒田舜弥)

 




★6月3日(日) 13:00~15:00 (終了予定) 雨天中止
★会場:日本人学校校庭 (22区Prandaug.2 交通:U1Kagran下車)

●コーチ:堀田 健治さん  
●対象:小学生
●定員:15名 定員になり次第締め切ります。お早めにお申込み下さい。
●参加申込み 問い合わせ先:日本人会事務局   ☎7103111/Email: jg@nihonjinkai.at
●参加費:一人5€ (兄弟参加の場合8€) 当日集金します。
●準備するもの:サッカーボール(お持ちの方のみ)、帽子、飲み物
✽怪我などに関する責任は負いかねますので御了承願います。
✽小学生以外でもサッカー好きな方々、ぜひ遊びにいらして下さい!


<堀田さんプロフィール> 広島市出身8歳よりサッカーを始める。高校時代、名門広島皆実高校のサッカー部に入部。その後、東海大体育会サッカー部にて関東大学サッカーリーグ、天皇杯のメンバーに選ばれる。卒業後は同大学院体育学研究科修士課程(スポーツ心理学)修了、同大学院文学研究科博士課程(認知言語学、認知経営学)2011年満期退学。大学院在学中、東海大体育会サッカー部コーチとして5年間チームに携わり、同時に湘南ベルマーレサッカースクールにおいて2年間コーチをする。日本サッカー協会公認C級コーチ資格、イギリスサッカー協会公認インターナショナルコーチングライセンスを取得。チェコ共和国政府奨学生に選ばれ、現在ブルノにあるマサリク大学にて研究を続ける傍ら、現地のチームで選手としてもサッカーを続けている。日本人会会員。