≪一般会員部からのご報告≫

『ウィーンのユダヤ人 ウォーキングツアー』
開催報告


 去る6月16日に実施しました『ウィーンのユダヤ人 ウォーキングツアー』には、真夏のような暑さにもかかわらず、岩谷大使ご夫妻をはじめ、56名+幼児5名の大勢の方々がご参加いただきありがとうございました。
 このツアーでは、1938年のドイツとの合邦から始まり、戦没者慰霊碑とファシズムの不気味なモニュメント、モリチン広場にある記念碑の前ではかつてのナチスによるゲシュタポ跡地やその地下で残酷な拷問、アウシュビッツの強制収容所に送還された説明。ユダヤ人広場ではすでに中世の時代ウィーン市民はユダヤ人を迫害し、シナゴーグなど破壊。第2次世界大戦中、オーストリアの独立を意味する暗号や「イスラエル建国の父」と言われたテオドール・ヘルツエルの記念プレートなどご案内いたしました。皆様のご協力により無事終了することが出来ましたことを感謝し、ここにご報告いたします。



日  時:6月16日(土)9:30
★集合場所:オペラ座アーケード

 華やかなハプスブルグの栄光を残すウィーンの街には、観光客の目の届かないところで、今もひっそりと息づいているもう一つの側面があります。それはウィーンのユダヤ人社会がたどってきた、悲惨な迫害の歴史です。
 中世以来の石畳の路地裏に一歩足を踏み入れると、第一次世界大戦での敗戦、ファシズムの台頭、ナチス占領、第二次世界大戦後の英米仏ソ占領など、過去の痕跡に出会います。迷路のような狭い階段、薄暗い石畳・・・。苦悩にさいなまれて命を落としたユダヤ人亡霊の声や足音が追ってきそうです。
 現在もなおウィーンの街に潜む負の過去に、人々は苦悩しつつどう立ち向かおうとしているのか。聞いているだけでもぞっとする、これまでとは一味違ったウォーキングツアーです。皆様、お誘い合わせの上ご参加下さい。

●参 加 費:9ユーロ(非会員11ユーロ)
●申込方法 :日本人会事務局まで電話、FAX、メールで  
●申込締切日:6月14日(木)